ビターな彼氏の甘い誘惑


今日から、出張なのに、
夕べ、あんな・・・・


ちょっと、顔が紅くなる。


だから、あんなに朝は急いでたんだ。


どこに出張だろう。

っていうか、
だから連絡とか、できないんだろうなぁ。

うん。


そういう事か。


でも、でもメールの一つくらい・・・


っていうか、
アドレス交換とかってしてないしっ。


「・・・り。利理!」

そこで、はっと私の思考が戻ってくる。

「ぷ。なに一人で百面相してるんだよ。
 早くしないと、のびるぞ。そば。」

「だってぇ。」

ちょっと、拗ねたようにそっぽ向く。

香川君は、ふっと笑って、よしよしと撫でてくれる。