ビターな彼氏の甘い誘惑


デザートのジェラードをすくいながら、
一応、聞いてみようと、
恐る恐る尋ねてみた。


「ねぇ、和馬お兄ちゃん。
 何しに来たの?」

「・・・・。
 まぁ、それはおいといて、

 利理ちゃん。
 それ、どんな男?」

「・・・・?はいぃ?」

急に、何言ってるの?


でも、和馬お兄ちゃんは笑顔を崩さず、
にこにこ
私の右手を指さす。


「指・・・あっ。」

キラリと
可愛らしく、
指輪が光る。





「えっと、これは・・・」


「誰から?」

にこにこ。

やだっ。
その和馬お兄ちゃんの笑顔が怖いんですけどっ。