私の戸惑いも不安も 呉羽部長は「ははは」 と笑い飛ばしす。 「今回の出張は、 もともと、もっとデザインがこったメーカーの しかも、バックとか、靴とかの 業者を見てたんだけどな。」 「はぁ。」 「この、指輪を見て 利理に似合いそうだったから、 今度、取り扱おうと思って。」 「は??」 「やっぱり似合うな。 無理言って、推し進めてよかった。 あ。 左手の指輪は一緒に 買いに行こうな?」 「はいぃぃ!?」 静かな朝。 私の声だけが響いた。