先生を呼びに行こうとしたその時、私は後ろのボールで足を取られ、大きな音を立ててしまった。

「柏木さん、大丈夫か?」

「う、うん…でも…」


音によって気づかれたようで、上層部の男子数名がこちらにやってきて、


「お前らさ、なんでここにいるわけ?あの女達と同じ運命送りたいわけ?」



私がうろたえていると、翼君が無言で引っ張ってくれて、2人で必死に逃げた…


明日からさらに人生が狂う事を知らずに