私達のクラスはどんどん崩壊していき、私のつまらなかったはずの日常は消えてしまった。

クラスではスクールカーストのように、LINEの2年生グルのメンバーを上層部に、私や翼君は最下層の人間に扱われた。

同下層の人も、私達を嫌い2人だけの世界になってしまったようだ。


「人間はランクを、順位を付けたがる、元は同じなのに、小さな違いで、蹴落とされる。人間はみじめだ」

と翼君は何時も言う。


翼君と私はいつもともに行動するようになった。

上層部のクラスメイト達は私達以外の人も奴隷扱いをし、見るに耐えなかった。