私達も抵抗を受けたため、血塗れになった。







復讐も終わった。








もう、何もしたくない。










私達は自殺する事にした。





学校では、死体がたくさん見つかり、大騒ぎだ、他クラスも泣いたり、怒ったりと騒がしい。









学校の屋上には私達しかいない。







相変わらず、空は私達を祝福してはくれなかった。





それでもよかった。


二人いられるなら…もう何もいらないと、そう思える関係になっていたから。





「翼君ごめんね。巻き込んでしまった。」




「別にいいよ。 望んでたことだしな」







次は、なんて考えたくないけど、次も彼と二人でいたい。





もう人間の汚れた、世界だけは見たくない。





そう思いながら、私達は手を繋いで、屋上から飛び降りた。

















私は、もう一人じゃない。


二人で一緒に…ずっと…