『別れたオトコに何年ぶりかに会うことになったら、どうする?』
わたしは、ハナコ。
35歳の女。
すでに結婚し、子供もいる。
土曜日の昼下がり。
高校時代からの親友、カナコとユミとのランチ中、切り出してみた。
『ナニナニ?ハナ、なんかあるの?』
カナコが飛び付く。
『カナコ、落ち着いて!…ハナ、どうしたの?』
ユミも続く。
『実は、来月知り合いの結婚式があって。そこで再会する予定で、さ。』
『なるほど。』
『んで、いったいどの彼よ?』
相変わらず鋭いとこを突いて来る親友二人。
・
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…