「飲みたいの?」 ミックスオレを凝視していたのを狙ってると思ったのか 容器に刺したストローの先をアタシに向けてくれたので、 ありがたく一口いただく。 うーん、美味しい♡ 爽やかな甘みが口の中に広がり、思わず口元が緩む。 「苺オレも飲みたい?」 お返しに苺オレを右崎に飲ませてあげる。 すっと目を伏せて差し出したストローを咥える右崎の仕草が可愛らしくて 餌づけしているような感覚になる。 なにこれ、楽しいー そう、ここら辺から アタシ達は 悪ノリを始めてしまったのだ。