私と三咲は下っ端と目線を合わせた。


桜龍で指示を出すときもこうする。


上から目線は好きじゃないんだ。


「水乱学園2-F組。結城理沙。

そして、桜龍6代目総長“桜神”


敬語もさん付けもなし!よろしくなっ?」


そう言ってニコッと笑った。


「はい!よろしくっす!」


下っ端が返事をする。


「だから、敬語無しだって!!」


「あ……。すいま、………ごめん。」


「そ、それでいいよ!」


「じゃ!次私!!!理沙と同じ、水乱学園2-F組差永三咲だよ!



で、桜龍副総長“桜華”



私も敬語とさん付け無しでお願いね!よろしく!!!



あ、あと、奏汰の彼女だよ♪」


「奏汰さんの彼女!?」


「うん♪」



「そう言う事だから。仲良くしてやってね。」


「か、奏汰さん?!」


いつの間にきたのか私達の後ろには皆が揃っていた。


「こいつら、桜龍と同盟を組むことになった。反対の者は?」


「いません!桜龍と同盟組めるなんて!!!感激ですよ!」


「だってよ?理沙。三咲。」



「ははっ!やっぱ元気だな?改めてよろしく。」