何故かびっくりしている理沙。



あ、そっか。


 
「これが本当の僕かな。

信用してる人にはとことん甘える!!!」



「なんだそりゃ。」



とか言いながらも抱きしめ返してくれる理沙。



その時、




「理沙から離れろーーーーー!!!」



そう聞こえた。



その瞬間、



ビリビリ


理沙からはがされた。


綺羅に。


「綺羅なんか嫌い!!理沙にもっとくっつきたいのに!」



「駄目だから!理沙は僕の!!」



「違う!」

「違わない!」



「お前ら、うるせぇ。」




「「………………。」」



理沙。知ってる?


綺羅も海斗も、勿論僕も。



あの紗那も。


君が好きなんだよ?


凄いね。ここは女嫌いばっかりなのに。


流石。かな?