ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ


「おねーちゃ、大好き!」


「っ可愛い!このこのこの!」


とじゃれて?いたら、



グイッ!



「っうわっ!」


「さっさと行くぞ。」



なんか紗那が不機嫌になっていた。

 

意味がわからず首を傾げていたら、


「理沙は気にしなくていいからね!」


と、綺羅に言われたのでふーん。と返事をし、気にしないことにした。



そういえば、


「なんであんなとこいたの?」


「へっ?な、何でもないよ!ただ、たまたまたま通っただけだから!」



綺羅に聞くとこの反応。



怪しすぎない?嘘が下手だ。



「後ついてきたんだ?」



にやっと笑いながら問う私。


それにきずかなかったのか慌てて言い訳を始める綺羅。



「後なんかつけてないよ?!た、ただね、僕ひゃち……達も水着かいにいくかーってなっただけだよっ!」


噛んだね。いま。いたそ。