鉄パイプを持った男が抵抗出来ない三咲に向かって鉄パイプを振り下ろした。
「三咲?!」
その瞬間、何かが三咲を庇う。
その何かからはドス黒いオーラが放たれている。
いつの間にか私を取り押さえていた男たちものびている。
「えっ?あれ?」
「おい!!大丈夫かよ?」
「2人とも大丈夫?!」
「………………………無事?」
「海斗?綺羅?翔?どうしてここに。」
すると私の所へのびてきた手。
「大丈夫か?理沙。」
紗那だった。多分、この男たちも紗那がやったのだろう。
だったら、あのドス黒いオーラ放っているのは、
「お前ら、地獄に落ちたいのか?(黒笑」
奏汰。
もはや敬語じゃないよ。
怖すぎだね。恐怖だ。



