「なにがいいわけ?」
「何でもいいのっ?」
「まぁね。流石にエスカルゴとかは無理だけど。」
「じゃあ、ハンバーグで!」
子供みたいなチョイス………………。
ま、いいか。
「わかった。そこら辺座っといて。」
「やった~!!三咲~!遊ぼー?」
ソファーに座っている三咲と遊ぼうとして、テーブルの角に足をぶつけてる綺羅。
それを馬鹿にして鼻で笑う海斗。
で、的確な意見を言ってる翔。
海斗と綺羅をブラックスマイルで注意する奏汰。
それに怯える綺羅と海斗を見て笑いをこらえている三咲。
「なんか似てるな…………。」
「なにとなにが似てんの?」
「へ?あ、紗那。いいの?アッチに混ざらなくて。」
「ああ。五月蠅いしな。」
「ふーん。本当似てるね。」
「だから、何が似てんだよ。」
「銀狼と桜龍が。」
「はっ?どこがにてんだよ。」
「キャラが丸かぶりだから。この光景をよく見る。」
「ふーん。そうか。そういやさ、残りの幹部も同じ学校なのか?」
「そうだよ。fiveナイトの皆。」
「あいつ等が?」
「そ。他に下っ端君逹もいるよ。確か、紗那逹のクラスにもいるよ。」



