皆が出て行った教室では………………。



「見事に俺ら以外走っていったな。」


「うん。てかさ、喧嘩の特訓必要ないよね?」


「そうですね。まさか全国No.1ごときに負けてしまうほど、腕か落ちている。

なんてこと、ある訳ないですからね?」



「そりゃあね。全国No.1に負けてたらさ、私達のプライドがズタズタだし。」



「でもさ、桜龍の下っ端君逹は全員2ーAにいるんでしょ?」



「下っ端だからって、容赦しないよ♪敵ならね?」


「楓に賛成。仲間だけどさ、今回は敵だし。本気ださないから大丈夫。」



「そうだよね!!手加減してれば、病院送りもないはず…………………………。」



「分かった。じゃあさ、皆、最高でも、15%までだからね?特に三咲?わかった?」



「じゃあ、理沙は10%ですね。」


「えっ?私も15%だしたい!」


「ダメに決まってんだろうが。」


「そうだよ!前、どっかの総長を5%で病院送りにしたでしょ?!」


「理沙が15%出したら、絶対近寄れないもん。」


「理沙。絶対辞めよう。皆失神するから。」


「絶対出すのは許しませんからね?(黒笑」


上から、良騎・三咲・楓・春木・稜の順。


皆に反対されたね……………………。


地味にショックだよ。誰か、15%でも失神しない相手……………………………。



あっ!いるじゃん!!