ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ



「ほかのところは?」


「拒否権無し。」



でたよ。紗那の俺様命令。一応、私にも人権があるんですけど?


まぁ、座るとこないし、いいか。
私は大人しく紗那の隣に座った。


てかさぁ?改めて見たら、

「この部屋おかしくない?」

「そうか?」

「うん。絶対。普通テレビとかないし、あってもそれにゲームコントローラーがつながってる事はない。

なぜか人数分の個室があるし、シャンデリア掛かってるし。

冷蔵庫が有るのも可笑しいから。」