「おせー。迎えに、何分かかんだよ。」 紗那ね。うん。分かってたけど…………… なんか予想できるし。 てかさ、 「そんな文句言うなら、自分でこればいーのに。(ボソッ」 「ああ”??」 え?聞こえんの?この距離で?? この地獄耳め………………… 「さっさとこい。」 そう言って出て行く紗那をおう綺羅に引っ張られながら、私は後をついて行った。