寮に到着。



が、


五分たっても、


10分たっても誰も来ない。



なんで?



倉庫から寮まで五分足らずでついたのに?



あ、ーーーー



「倉庫からここまで約何分?」



「25分。」


「そっか。

 って、えー!!??25分だと?!


20分カットされてんじゃねぇか!」


15分後…………………



「紗那、速すぎ!!全然見えなかった。

理沙つれてくし。」



「流石……。てか、理沙怖くなかったのかよ?」


「怖くはなかった。私、もっと飛ばすし。」


「……………………あれより?」



「三咲もこんな運転を?」



と三咲に聞く奏汰。


「う、ううん!私は理沙の後ろに乗ってるから、あんまり運転はしないよ?」



「おまえ等遅かったな。」


そう言う紗那。


いやいやいやいや、


「あんたが速すぎなだけでしょ!?


なにが一番安全運転だ!

おまえ、他の人の運転見てみろ!」



「あ、ああ。ごめん。」


「たく。三咲、部屋戻ろ。なんかいろいろ疲れた…………………。」



「分かった!私も眠いし、戻ろっか!

じゃあね、皆!!!!!!!」


「明日?ね。」


「理沙が疑問系なのが気になるけどまた明日ね!」


「三咲。明日向かいにいきます。」


「またな。ちゃんと寝ろよ?」


「………………明日。」


「じゃあ、な。」



皆に見送られ、私達は部屋に戻った。



が、力尽きた私達はソッコーDOWNしちゃったのだった。