今日泊めさせていただく施設の方にあいさつをしてから部屋に荷物を置きに行く。部屋は2~3人用で部屋割りも活動班のメンバーなので私の相方は愛利ちゃんだ。
「天野さんっ」
背後で私を呼ぶ声がした。振り返ると愛利ちゃんがいた。
「伝言ゲーム面白かったよ。お疲れ様。」
「あ、ありがとう。」
ヤバッまた声が裏返った。そしてここから会話が続かない。
なんか気まずい。何か話題ふってくれないかな。
だめだめ。さっき頑張るって決めたところじゃないか。これは暗い私を封印するための試練だ。
ちょっと大袈裟かもしれないけど。
とにかく話題。
・・・あっ。そうだ。
今度は声が裏返らないように低めを意識して。
