あたしこそが最愛最高の姫である





そして玄武と話をしながら階段を降りる。






「なぁ、実桜ってどこにいるんだ?」





「……時雨(しぐれ)が行きそうなところだろ?」






実桜ちゃんはさっき時雨と一緒にどこかへ行った。





時雨も騎王の幹部。





そしてヤンキーのくせにどこか真面目で、固いけど優しい。




だからずっと退屈そうにしていた実桜ちゃんをみかけて時雨が腰を上げたのだ。






「時雨ねー。あいつは………食堂?」






うん、俺も玄武と同じ事しか思い浮かばなかった。






食堂って言ってもレストランみたいな感じの場所になってる。





で、その中にはコンビニのようなものも入っていて。





そこの店員さんに時雨が惚れてしまい、そこから時雨は暇さえあれば食堂にあるコンビニに足を運んでいる。





まぁ健気なことだ。






たぶん実桜ちゃんもそれに付き合わされてるはず。





そう思って俺たちは食堂を目指した。