あたしこそが最愛最高の姫である










そして______ついに、時が来てしまった。







内心荒れてるケド、それを隠すように玲の隣に並んで歩く。






パーティ会場は有名な高級ホテルで、どうやら貸し切りらしい。








ホテルの前に降りて、そこから二人で歩いているけど…。








多くの人の視線が突き刺さっている。






思わず足を止めそうになるけど、玲に腰を抱かれてエスコートされているので止まることはない。












「玲、もう帰っちゃダメかな」









「当たり前」










はぁ、と吐いたため息が、闇に覆われた空に消えた。









でも闇に飲み込まれることなくホテルは煌びやかな光を放っていて、あたしのドレスも輝いていた。