ドレス着て、目の前にある全身が映る鏡を見る。
……露出多いな。
際どいところまでぱっくりと開いた胸元に、足元はざっくりと右側が太腿の上の方まで開いている。
まぁでもあたしの好きな赤色だし、大胆な露出と言っても品がちゃんとある。
今までの中ではこれが一番いいんじゃないだろうか。
そんなことを思いながらカーテンを開けた。
するとさっきまで反応が薄かった玲が…。
「………それにしようか」
即答でこのドレスに決めた。
周りからも、先ほどとは違う熱気でしつこく似合っていると言われる。
あたしはそれを交わしながら、用意されたヒールの高い靴を履き玲の元へ歩いた。
「……これで決定?」
やっと座れる、とか思いながらドレスを少し気にしながら玲の傍へ座った。
玲は飲んでいたコーヒーのカップを店員に渡してあたしをしみじみと見る。
「まさに美玲の為にあるような服だ……」
うん、あたしもそう思う。
疲れていてそこまで自分の姿に感激は受けなかったけど、かなりいい出来に仕上がってると思う。


