視界の隅に思わず手で顔を覆っている玲が入る。
そんな玲が荷物を持ってる方の腕に抱き着いてやった。
「あたしの玲なのに」
そしてもう一度挑発的に見ると…。
全員顔を真っ赤にさせて、ただあたしと玲に見とれていた。
「み、美玲!」
玲は勢いよくあたしの手をほどこうとするけど、そうはさせない。
あー…。
後で玲怒るな、なんて思いつつも玲にニッコリと笑いかける。
「あたしのなんだからさ、牽制かけておかないと」
すると玲はただ静かに目を閉じた。
「………………」
「…………聞いてる?」
玲に突っかかろうとすると、バタバタといくつかの足音が聞こえた。
あぁ、去ったんだなっと思って玲の手を離した。
「………………美玲。せめて最初の一週間ぐらいは平穏に過ごせ!!あと問題を処理するの、全部俺だからな?」


