そんな美少女過ぎる美少女の横にはある一人の男が。






「か、会長っ!」




「かっこいい…。」




「会長っ!す、好きですっ!」






この学園の生徒会長である男だ。





この男も横の女と同様に整いすぎている顔立ち、存在感、威圧感、色気など…。




周りの視線をイヤでも集めるほどの男。






そんな男と女が隣に並んで歩いている。





そして2人を見るために観客も集まってきていて。




普通の私立高校であるはずのこの学園の廊下が、いつものようにプチパニックに陥ってしまっていたのだ。