1時間目おわったらサボろ。
まぁ、1時間目は体育のテストだけだし。
体育ならまだいっか。
「お前ら早く整列しろー。
今日は100m走のテストをする
各自、目標はこの間立てとけって言った
からもちろん、立ててあるよな。
その目標が、クリアできるよう、全員
頑張ってくれ」
100m走とかだるいな。
あんま本気で走んなくていいかな。
30%ぐらいでいっか…。
「いちについて、よーい、バンッ」
「ピーッ。 11秒5」
あー、あんまり速くなかったな。
ちょっとショック。
っていいながら自分が30%とか
言ったんだけどねー!
「さすが、花崎さんだな。」
「私たちとは大違いだね」
っと次々に女子たちの声が聞こえた。
「やっぱり、花崎さんには近づけないね」
「あんな、近づくなオーラだして…
自分は特別っていってるみたい」
「わかるー!笑笑」
女子たちからの悪口が聞こえてきた。
まぁ、いつものことだけど…。
あんなやつらの言葉いちいち気にしてたら
きりがない。
