…トントン…


えっ、ここには私しかいないはずなのに。

なんで…

もしかして扉の音…?


「花崎さんいるのかー?」


うわっ、1番めんどいのが来た。


「あー、いたいた。
2時間目の授業に出ないから心配して
探しに来たんだ…」



こうゆうやつは無視。


「なぁ、どうして、そんなに俺のこと
避けるんだ?」


あんただけじゃないし、他のやつら

みんなそうだから…。


「おい、聞いてんのか?」

「私に…関わらないで。
あんたみたいな男が1番めんどう。」