「っー……!」
「どうした、みっくん。」
授業中、思わずにやけるオレに話しかけてきたのは、親友の安倍真人。
中1からずっと同じクラスで、所謂、腐れ縁というやつだ。
「お前がみっくんって呼ぶとキモいな。まーくん。」
「まーくん言うな!確かにキモいな。」
こんな奴だけど、顔が良いし運動も出来るとかで、学年からは結構な人気らしい。
ま、オレにはこんな奴のどこが良いのか皆目わからんがな。
「つか、マジでキモいぞ。何でさっきからにやけてんだよ。」
頭でも可笑しくなったのか、と真剣な顔でオレを見てくる真人の頭を叩いた。
「別にー。」
「なっ……!んな訳ねーだろ?!教えろよ!」
「どこの問題ですか?」
授業中なのに大声を出した真人の後ろに立っていたのは、数学の八木。
プリント一枚忘れただけで説教をする八木の授業で大声出すなんて。
真人、御愁傷様。
「あ、えとー。問3かなー?」
クラスから押し殺した笑いが聞こえてくる中、真人は廊下に摘まみ出されました。
八木せんせー。今回ばかりは感謝します………。
「では永瀬!問8の答えは?」
「えっ………。」
「どうした、みっくん。」
授業中、思わずにやけるオレに話しかけてきたのは、親友の安倍真人。
中1からずっと同じクラスで、所謂、腐れ縁というやつだ。
「お前がみっくんって呼ぶとキモいな。まーくん。」
「まーくん言うな!確かにキモいな。」
こんな奴だけど、顔が良いし運動も出来るとかで、学年からは結構な人気らしい。
ま、オレにはこんな奴のどこが良いのか皆目わからんがな。
「つか、マジでキモいぞ。何でさっきからにやけてんだよ。」
頭でも可笑しくなったのか、と真剣な顔でオレを見てくる真人の頭を叩いた。
「別にー。」
「なっ……!んな訳ねーだろ?!教えろよ!」
「どこの問題ですか?」
授業中なのに大声を出した真人の後ろに立っていたのは、数学の八木。
プリント一枚忘れただけで説教をする八木の授業で大声出すなんて。
真人、御愁傷様。
「あ、えとー。問3かなー?」
クラスから押し殺した笑いが聞こえてくる中、真人は廊下に摘まみ出されました。
八木せんせー。今回ばかりは感謝します………。
「では永瀬!問8の答えは?」
「えっ………。」
