晴流がアメリカへ行った日に、青と彼が知り合って、しばらくして付き合いだしたんだって。
名前は東吾舜(とうごしゅん)。
背は低くて、黒髪。
前髪をあげている、かわいい系男子。
「え?椎花ちゃん落ち込んでたの!?なんでなんで!?」
おまけに天然なのよね。
「ちょっと、バカ舜!」
青は東吾くんに小さい声で『ほら、吉留くんだよ』と言った。
「聞こえてるわよ?それに、あたしは大丈夫。みんながいるもの」
「強いね、椎花は…。」
強くなんかない。
ホントはものすごく寂しいし、晴流に会いたい。
でも、帰ってくるまで泣かないわ。
そんなこと、晴流が望んでるはずがないから。

