【完】さくら吹雪゜*キミと恋の季節*゜














その声の主は言った。












『いいだろう。だが、手術のときにキミが生きるか死ぬか。それはどうにもできないからね』












『わかっています。ありがとうございました』












そして俺は目を瞑った。












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「晴流、おはよう。椎花さんに感謝しな。救急車、呼んでくれて病気とか病院のことも説明してくれたんだって」











母さん…。












普段強がりで男勝りな性格の母さんなのに、俺が倒れたり危なかったりすると一気に落ち込む。











俺は、そんな母さんが好きだ。