さっきまで笑っていた晴流の顔が突然真っ青になった。
「晴流、どうした…の、え?」
晴流が、突然倒れた。
あたしは晴流へ駆け寄る。
「やべっ!俺先生呼んでくる。いいか、動かすなよ」
「え、えぇ」
なんで?どうして?
「なんで倒れるのよばか晴流っ!あたしっ何も知らないわよっ!どうしたらっいいのっ?」
「し、椎花、落ち着いて?ね?」
泣いているあたしを抱きしめて青が背中を撫でてくれた。
「救急車くるから、みんな離れてなさいっ!佐伯、一緒に病院へ行きますか?」
先生も焦っている。
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