「あ、晴流、優さん、そろそろ帰りますね」 「優でいいってー♪それじゃあまったねー」 元気よく手を振る優さん。 「じゃ、またな」 小さく手を上げた晴流。 「ええ。またね」 今日、晴流のことをひとつ知ることができた。 でも、また1つ、晴流になにかあるのも知ってしまった。