「先生、俺、手術受けるよ。失敗したら怖いけど、少しでも成功する確率があるならうける」
先生は嬉しそうだった。
「そうか。よかったよ。準備とかあるからちょうど今日、聞こうと思ってたんだ」
「そうなんですか。それと、最近発作が増えた気がして…。」
先生は真剣な顔になり言った。
「そうだな。このままだと危ないかもしれない。運動とかはなるべく避けてね。それと、薬も増やそうか」
「はい。わかりました」
ここへきても、考えるのは椎花のこと。
まだ、病気のことは言えないけど、手術が近くなったら言おうと思う。
言えずに死ぬのはやだから。
「ほぉ、そうか。なるほど。晴流くんは恋したんだね」
は?
なんでこの人知ってるんだ?

