「美味しいよまた食べに来たいな‥‥」


『えっ‥‥』


「えー!悠斗ずりぃーぞ!」


「大地‥‥ちょっとは黙れ」


二人の会話は聞こえていなかった


また私の家に来るのだろうか‥‥こんなに仲良くなってもいいのだろうか‥‥?


また騙されてるんじゃないかって考えてしまう


また騙されて痛い思いをするのじゃないかって‥‥悠斗くん達はそんな事しないってわかってるけど信じようと信じてみようとあの日抱きしめられた日に思ったけど‥‥


本当は悠斗くん達の事を信じてないんだ‥‥


「ままぁ~?だいじょうぶ?」


優美が心配そうに顔をのぞき込んでくる