『うんわかった』


そう言うとまた優はテレビを見始めた


プルルルル


誰の携帯?


『優の携帯鳴ってるよ?』


「いや、俺のじゃない」


じゃあ‥‥誰?


あっ私のだ


こんな時間に誰?


『もしもし』


「優唯!?」


『うん、どうしたの?』


電話の相手は風花だった


「早く神社に来て!!」


『なんで?』


「今、葛城を見たんだけど他校の女子と楽しそうに話してたの!」


えっ?私は少し困惑したけれど冷静に返した


『それがどうかしたの?』