「認めたくない?」


『‥‥』


「聞かなきゃわかんないし言わなきゃ伝わらない。もしかしたら優唯の考えていることは誤解かもしれないよ?しっかり考えな?」


そう言って私を抱きしめてくれた


「私は優唯の味方だからね」


『‥‥うん』


「もう私帰るね?」


外を見るともう暗くなっていた


『うん‥‥バイバイ』


「バイバイ」


風花は手を振ってドアの向こう側に消えていった