幸いにも悠斗くん達は来ていなかった そのまま席につこうと思ったけど そうはいかなかった 「優唯ちゃんだよね?」 後ろから呼ばれたので振り返ってみると悠斗くんの彼女さんだった 「ちょっと来てくれる?」 『えっ‥‥』 私が困っていると彼女さんが私の腕を掴んで歩き出した 『あのっ!放してください』 「‥‥だまれよ」 えっ‥‥さっきの優しい声はどこに行ったの? なんか‥‥やばい気がする‥‥てかやばい でも私が振り払おうとするともっと強く握ってくる 私は抵抗もできずそのまま連れていかれた