【回想】 それは、ある夜のこと…。 「な、なぁ冷夏。」 「ん?」 流された黒髪に、きゅんってなった。 首筋からはうなじが見えて。 あー。俺、変態かもしんない。と 思ったのが最近。 「…俺さ、そろそろ冷夏と、愛し合っちゃダメかよ?」 …って勇気を出したんだが。 「…あたしは、いつでも 愛して…る。けど。 …秋も、そうだと信じてるわよ?」 …あぁ、意味がちがう。 そういう意味じゃないんだ。