その時ーーー… 「さ、沢原冷夏ちゃん!」 聞いたことのない声が聞こえたから、あたしは振り向いた。 「…あ、あの、少し話したいことが…」 顔を真っ赤にさせていう人は…。 …先輩、かな。 卒業生用の花ついてるし。 「え、ええ…いいわ「ダメだ」 別に話くらいなら、と思って返事をしようとしたところ。 後ろから抱きつかれた。 …暖かさと、匂いでわかる。 「…え、秋?」 …変態になったのかしらね。