「よっす」



そんなバタバタしたあたしはよそに、秋が
バーに来た。



「…あ、おはよう、秋。あれ…?
冬歌ちゃんは?」



「まだ寝てる。」



「そっか。」



…Tシャツ短パン。

寝間着用だからぶかぶかしてるそれ。




「冷夏、部屋の鍵かけとけよ。」




「え、開けたの!?」




「半開きだった」




「え、ごめん…」