【続】子持ちな総長様に恋をしました。








「え?なに?やなの?」






周りの子たちは、よく聞こえてなかったみたいだけど、俺には聞こえた。


俺のほうが離れてるけど、しっかり聞こえた。






・・・なんだろう。


嬉しすぎるし、ほっぺたが熱くなる。






っていうか、冷夏は俺の存在にまだ気づいてないのな。








「冷夏」






俺はその場から冷夏を呼んだ。