「どうぞー」 通されたリビングは、あの時のまま。 おばさんと、おじさんと、魁と。 そして、私と。 4人分の椅子が、テーブルを囲んでいる。 あたしがあまりにも魁になついていたから。 毎日家に行ってたから。 魁の家に、あたしの居場所があった。 「まだ、あたしの席・・・」 それが、今も残ってる。 「当たり前よ。 冷夏ちゃんは娘同然だもの」