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「ほれ、冷夏。」
魁がなげたふくろうのぬいぐるみを、
あたし必死で抱える。
「可愛い…っ」
もふもふしてる!
っていうか、魁すごい…。
あの時、全然取れなかったのに、ほんの
数分でとっちゃうなんて!
「…よし、ここの未練消え去った!
…元彼からのプレゼントなんて、嫌だと思うし、秋がなんかいうかもしれないから…
俺は捨てても、なんも言わないよ。
…あげることが、俺の自己満足になっちゃってるんだから。」
魁はそう言って笑う。
ううん、笑おうとしてるのかな。
けどあたし、捨てたりしないよ。
「…大切にするよ。
あたしの記憶とともに、大事に、大事に
そばにおくよ。
…ふふふ。
秋にも、文句言わせないわ」
…秋がなんかいうかな?
ううん、秋だもん。
きっと、よかったなって。
頭を撫でてくれるよ。



