「あ、あ、あ、ありがとう…」
なんだろう。
すごく、すごく何よりうれしかった。
…けど。
「ねぇ、あそこの夫婦若くない?」
「そうね、まだ大学生くらいじゃないかしら」
「あんな子たちが…小学生の子供がいるというの?」
…ドクン。と。
胸がなる。
…正直、こう言われるとは思っていたけれど…。
「…くそ、いくらおばさんでも聞こえるように言うとかなんだよ。」
秋は少し切れ気味。
まだ少し残ってるのかな?
総長のなごり。
「…秋、あたしは平気よ。それに…
覚悟の上だから。」
なんと言われようと仕方ない。
だって、母親が高校生の小学生なんて
普通いないもの。
…歳の離れた姉妹にしか、見えない。



