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「冬歌ちゃん、涙目だったわね」
海くんに預けるとき、冬歌ちゃんはこっちを見てうるうるさせてた。
いい子だから、泣かなかったし、イヤとも言わなかったけど。
…多分我慢してたのね。
「…でも、もう冬歌も小学生になるんだ。人見知りと泣き虫なのは直さないとだな」
秋は少し悩んでるみたい。
「…あたしはあのままでもいいけど?」
「冬歌には友達いっぱい作ってほしいんだよ。」
「ふふふ。素行が悪くならないようにね。
…秋みたいに」
「暴走族=素行悪い…のか?」
…ううん。
あたしはそうは思わないよ。
…仲間がいるって素敵なことだもの。
あたしはそれを龍皇に教えてもらったの。
けど…
「まぁ、世間的には…かしら。」
…周りの人たちに、中身を知ってもらうなんて、無理に決まってるものね。



