「冬歌の父親としてなら、関わる権利なあると思う。」 …秋? 「冬歌の小学校のことが一段落するまで、冬歌と、本当の家族になるまでは、待ってください」 秋はそう言うと、やっと、あたしを見てくれた。 目を合わせて 「安心しろ。お前だけの問題だと思うな。 ゆっくり、解決していこうな。」 微笑んでくれた。 「……うんっ。」 あたしは、心が満たされてく気がした。 いつもより、ずっと。 繋いだ右手があたたかかった。