あたしたちはバッと離れる。 まだ未遂だったわね…。 危なかったわ。 冬歌ちゃんにこういうのはあまり見せないほうがいいわよね…? 「ママ、パパ、だいじょぉぶ~?」 キョドるあたしたちを見て不思議に思ったのか首を傾げてくる。 そんな冬歌ちゃんをあたしは抱っこする。 「…なんでもないわよ。…冬歌ちゃんも 早く支度しておいで?」 「うんっ!」 支度、といっても冬歌ちゃんは説明会に 出るわけではない。 まぁ、当たり前よね。 だから今日は、海くん夫婦に預けることに なってるの。