「冷夏…誘ってんの?」 秋の初めて見る上目遣いに、あたしの顔は また真っ赤にそまる。 「うわ、真っ赤だな…」 「う、うるさいわよ!」 「まぁ、そういう冷夏も…。」 「て、照れるからやめなさいっ!//」 そんなあたしたちをみんなが、冷たい目で見てたなんて。 あたしたちは、全く気付いていなかった。