あたしは座っている秋の頭を撫でる。 あたしが立ってるから、秋が小さく見えてしまう。 …なんか、いつもと立場逆ね。 こういう秋も好きよーーーなんて。 口が裂けても言えないけれどね。 すると、 ぎゅっと、あたしの腰に温かみがきた。 「あ、秋…っ//!?」 なんか普通に抱きつかれるよりもはずかしいのだけれど…。 なんか、どうしよう…。 ぎゅぅぅうってしてあげたい…。 「冷夏、心の声だだ漏れやでー。」 「えっ!」 驚いて秋を見ると、案の定、秋も顔を真っ赤にさせていたーーー…。