「れ、いかちゃん…?」 あ、覚えてたのね。 嬉しいわ。 「久しぶり…。海くん。 何年ぶりかしらね?」 あたしは微笑んだ。 「う、そだろ? なんで? 冷夏ちゃんは、記憶が…」 驚くのも、無理ないわ。 …ねぇ海くん。 あたし、今日は貴方にわかってもらうために話そうと思ったの。 あの事件は決して、海くんのせいじゃないわよ…って。 言いたくて。