高校生の現実っ!




布団の中で、何か想像と違うな〜って考え事をしていた。



その時、私の布団に誰かが入ってきた。



「ねぇねぇ、しゃべろーや」



小声でそう言いながら、友達が私の布団を占領する。



暗闇に慣れてきた目を見開くと...。



他の人達も起きていた。



いきなり部屋の隅の方で何かが光り、シャッター音が聞こえてきた。



「やばい、フラッシュたいてしもーた」



「大丈夫じゃろ、みんな起きとるんじゃけ!」



そんな会話が聞こえてくる。



私の友達もみんな起きて、お菓子を食べたり、ケータイをつついたり、みんな好き勝手し始めた。



私は、スカートのポケットからiPodを取り出す。



私の布団に入ってきた友達と、音楽を聴きながら、コソコソと話す。



出身中学校の話、好きな歌手の話、友達関係の話、好きな人の話...。



いくら話しても足りないくらい、たくさん話した。



気付けば次の日の2時。



音楽を止めて、寝た。



友達と2人で寝るのは正直狭かった。笑



でも、楽しかった!