「では皆さん、これから修学旅行のグループを決めま~す。早く決めろよ~」





そう、先生が言うとみんな一斉に仲のいい人とグループを作り始めた、





「はぁ…」




トントン

私がため息をつくと後ろから肩をたたかれた。




「すずめちゃん!同じ班になろ!!」



と宇佐美さんが話しかけてきた。



ここに女神がおられる…!




なんかもう涙出てきそう…




「え、いやでも…」




誘ってくれるのはありがたいのだけれど…後ろの女子の目が怖い




絶対私が入ること望んでない…





「そんな遠慮しなくていいよ!ね!いいよねみんな!」




後ろを振り返って女子に聞いていた。





私の目の前でそれ言うと断りにくいような…




「う、うん…」



ほらやっぱり



「やっぱりわた「すずめちゃん決まった?」」




なんていうタイミングで来てしまったのだろう百樹…